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ブルーローズ
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作詞 佐藤ノブオ |
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蒼い薔薇は美しく静かに咲き誇る
来たる想いは記憶の海に深く沈めて
あらはすは華 また一輪綺麗に色付いて
悲しみの数を増やす
不可能なら初めからしなければいい
誰も褒めてくれないから泣きながら花を摘んで
それと共に思い出も消えてくれればいい
なだらかな花畑で祈りを捧げる
もう適わないのになぜそう想う?
悲しみの蒼い薔薇に囲まれて
一輪また摘んで消し去っていく
疲れたなら休めばいい
空白の時間に 今こそ終わりを
手をかけ延ばすのはもうやめよう
戻りもしないものを求めるのは余りにも残酷だから
直せないとわかっていても
人は壊れた破片を集め続ける
ただ意味も無い事に夢中になって
大切なものをどこかで落としてしまったようだ
軌跡を辿り戻れば 見つけられるだろうか
取り残された心は未だ前に進まずにいる
明日になったら全てを忘れられるのなら
悲しい事と共に 嬉しい事も忘れて
絶望と虚無の中でただ一人ワルツを
何もかも全てを忘れながら
なだらかな花畑で祈りを捧げる
もう適わないのになぜそう想う
悲しみの蒼い薔薇に囲まれて
最後の薔薇を一輪この手で包みこむ
記憶と想い出は忘却の彼方に手放して
空白の時間に 今こそ終わりを
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