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またこの木の下で・・・
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作詞 ユデュース |
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「10年後またこの木の下で、会おうよ」
君は、10年前こう言っていたよね
あの日と、変わらない空、変わらない景色
変わったことは、一つだけ・・・
来ないと、わかっていて、僕は、ここに来た
でも心のどこかで、期待していたのかな
君が、もしここにいたら、僕になんて言ったかな?
そんなこと、考えたって意味ないんだ
そんなことわかってる
何百回と想像したよ 君がいたら、と
何百回と枕ぬらしたよ 現実が、受け入れなくて
でも、そんな泣き虫な自分とも今日でお別れだ
自分でそう決めた でも涙が止まらないんだ
今では、もう十歳も僕が年上になってしまった
自分の回りの世界は、何一つ変わらないのに
君だけがいなかった そんな世界を憎んだ日もあった
何百回と自分を責めた 君を守れ切れなかったことを
何百回と思い出してた 君が、口ずさんでいた歌を
でも、そんな弱虫な自分とも今日でお別れだ
そう決めたのに 涙は、あふれてくる
「終わるってことは、始まるってこと」
君はよくそう言っていたよね
だから、僕はこのあふれてくる涙を拭うよ
あふれてくる君への想いを心の奥にしまうよ
もう一度歩きだそう 歩き出す勇気を君がくれたから
「10年後またこの木の下で、会おうよ」
僕は静かにつぶやいた
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