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時代
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作詞 暗闇族 |
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音もなく飛び立って
鳥は高く消えてった
大地と言う居場所を置いたまま
大空へと 消えてった
星は今日を回るのに 人は昨日を歌うのか
明日の天気は分かるのに 命の数は分からない
僕等の駆けた一瞬は どこなら生きていられるか
色もなく咲き誇り
花が雨に打たれてた
太陽と言う光を見ないまま
風と共に 散ってった
雲のように流されて 人の記憶は消されてく
朝の光を浴びるのが 最後になった命でも
僕等の駆けた一瞬は どこなら生きていられるか
産み落とされたヒナ鳥も
千の夜を迎えた老人も
ただ真っ直ぐに生きていた
砂のように重なって 足跡消した命でも
未来へ続く坂道を 下ることはしなかった
僕等の駆けた一瞬は どこなら生きていられるか
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