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先生、それは違うよ。
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| 作詞 天愛羅 |
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先生 それは違うよ
茶髪 眉そり 化粧
先生 あなたはあたしを見て
こんな言葉を並べていた
―そんなんじゃ変われないだろ―
変わる？
あたしは変わらなくちゃいけないの？
変わりたいなんてあたしは言っていない
だけど この世界には
キマリというものがあるのだと
繰り返し 繰り返し言った
先生 それは違うよ
あたし達子供にとって
大人は恐ろしいもので
キマリという 同じ箱の中に
あたし達を 巻き込もうとした
皆が違うのに 同じになんてなれないのに
どうして皆が一緒じゃなきゃいけないの？
あたしには 到底分かることじゃない
先生 それは違うよ
先生が大声で叫んでいた
下を向く 子供達に
何もかも 自分が正しいかのように
ねぇ 先生？
あなたはそんなに偉いのですか？
あなたに従わなくてはならないのですか？
タバコ シンナーをやってる奴らと
同じになるなと
先生 あなたは言いました
あいつ等を侮辱した そしてあたしは侮辱された
あたしの腕の傷が 痛む
先生 あなたはオチコボレを知っていますか？
本当の子供達を知っていますか？
笑っていても 本当は寂しいこと
暴れていても 本当は泣きたいこと
この腕の傷は・・・
先生 あなたには到底判らないでしょう
先生 それは違うよ
もうこれ以上
あたし達子供の 居場所を奪わないで
そしてもう二度と
判ったような口を
あたし達 オチコボレに
聞かないでクダサイ
先生 それは違うよ
違うよ
違うよ
そして こんなあたしを見て
涙を流した 先生
あなたも 違うよ
そんな同情 必要ない
何もかも判ったかのように
涙なんて 流さないで
大人は 怖いものです
大人は 勝手なものです
あたし達は あなた達先生の
玩具じゃないのよ
先生 それは違うよ
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