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*何も無い世界*
作詞 千竜架
私は窓の縁に頬杖をついて外を眺めた
私の乗っている列車は普通列車
それと付かず離れずの距離で新快速列車が走る
中の人間はみな、揃いも揃って陰鬱な顔をしている
まるでこの世に楽しいことなどないかのように


列車は次の駅に辿り着くために速度を下げる
新快速列車がどんどん遠ざかる・・・

こうして人々は何ごとにも気付く事なく
時を重ねていくのだろう

……私のように

過ぎていく景色
駅に止まった列車が人をはきだし、また中へといれる
私はその光景を見て耐え難い空しさにとらわれた。

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歌詞タイトル *何も無い世界*
公開日 2006/12/13
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 退屈で陰鬱なものを書きたかったです……何となく周りが色あせて見えるとき。一枚の絵画を見ているだけのようなとき。そんな感じを思い浮かべて...?
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