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プラネタリウム
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作詞 和泉 |
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夜空を見上げたら
空いっぱいの星があった
という想像をした
都会じゃないのに
どうして?
此処から星は見えないよ
目を閉じてみても
広がるのはプラネタリウム
そういえば
僕は一度も空いっぱいの星なんて見たことが無い
プラネタリウムの
どこが人工的なのかを知らない
僕の中では 偽物は空いっぱいの星なんだ
プラネタリウムのほうが
ずっとずっとリアルだから
所詮僕も そのリアルな人間の一人で
悪に立ち向かおうなんて
正義のヒーローになろうなんて
とっくの昔に捨ててきた
でも
想像は出来るんだ
見たことは無いけど
きっと
本物の「空いっぱいの星」は
すごく すごく 綺麗なんだろうな
輝いているんだろうな
人生は永遠じゃない
神様は僕たちに「永遠」を与えなかった
だったら 輝いてみたいな
そう思うのは 昔の僕
ヒーローになりたい なんて夢見てた
子供の僕
だけど
今の僕より
ずっとずっと 輝いていたんだ
馬鹿にされてもいいから
プラネタリウムを脱出してみようかな
綺麗事だって言われてもいい
だってわかるだろう?
「空いっぱいの星」は
綺麗だろ?
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