|
|
|
Rain
|
作詞 お豆腐 |
|
散らかった部屋 君の声
いつもはきれいなはずの君の顔
今はなんだか曇ってる 今はなんだか見つめられない
上手くいってると思ってた
ドアの音は廊下に響く 今までたったの一度も見せなかった泣き顔
急いで君の後を追う 階段をくだる足音を頼りに走り出した
外は空も泣いてて 傘も差さずに水溜りの上を駆け抜けた
さっきまで一緒に聞いていたMDのイヤホンが 耳から外れて落ちていく
「ああ・・・イカナイデクレ」
手をつなぐことも抱きしめることもずっとしていなかったような気がする
上辺だけの愛で自己満足に浸っていた
君は深い闇に堕ちて行ってるとも知らないで
唄うことしか叫ぶことしかずっとできなかった僕にひとつの感情を教えてくれた
どうして気づけなかったんだろう
この涙は悲しみか悔しさか
雨の音は空に響く 必死で君を探す僕はさながら親を失った子の様
知らなかった雨がこんなに痛いものとは 君もこの雨に殴られてるのかな
道端に座り込む君 やっと見つけたのに近づけない
僕はなんて言えばいい? どんな顔して近づけば?
君を前にして立ち止まる
「ああ・・・ユルシテクレ」
こんな雨の中かさもないし雨から君を守れるほど強くもない
ただ抱きしめて手をつないで帰りたいだけ
君がどんな気持ちかも知らないで
僕が唄うことで君の雨がはれたなら 少しの雨宿りでもいい
濡れた心を乾かしてくれ
この涙は喜びか謝りか
もう間違えない
やっぱり僕は唄うよ 世界中が雨で濡れないように
全ての人を救うなんて大それた事できないなら
目に見える程度のそう君くらいは笑顔で輝かせてみせる
僕が唄って君が濡れないなら 僕は例え声が枯れたって唄ってみせるよ
|
|
|