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tears
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作詞 灰色のライオン |
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白い粉の舞う世界はどこか寂しげで気になるんだ
触れたくても遠くにあるようで、それは儚い幻であって
胸の中に溜まる苛立ちと不安が喉を詰まらせる
何をしていてもイライラする。だけど無理をする。
みんなの前では普通でいたい 強くいたい 逃げたくない
笑顔・元気を無理にでも作り出す、気付かれないように
いつも通りのくだらない話をして遊んで、それでいたい
それだけで幸せと思えるから
それが全てだと感じるから
ただ涙が出てくる。ボロボロと流れ出てくる涙は
なぜ出てくるのかさえわからないほど意味もないモノ
自分でも泣いているのがわからず
身体が勝手にしている
でも止めてはいけないと、心が言ってる
『笑顔を作れなくなるぞ。』
『今の幸せが逃げるぞ。』
『一人になるぞ。』
誰にも心の中まで見せたくない、踏み込んでほしくない
理由はわからない
ただ見られたくなくて触れられたくなくて
壊れてしまいそうだから、自分でも壁を作って接して
だんだん苦しくなってきた
それでも心の中に押し込んで、苛立ちと不安が溜まって
また一人で、隅で小さくなって声も出さずに泣いた
気付いてほしかった
ただ気付いてくれるだけでよかった
自分を知ってほしかった
本当は見せたかった
でも怖くて、だから側にいてくれるだけでよかった
自分から言えるようになるまで
横にいてほしかった
涙は出ないけど、一度できた不安はなかなか消えなくて
やっぱりそれは苦しくて
誰にも言えなくて、気付いてほしくて、側にいてほしくて
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