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Sweet Snow
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作詞 夏妃兎 |
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まだ唇に残ってるあなたの淡い熱
何度拭っても忘れられない―\。
頭の中を駆け巡る淡い思い出と
雪の降る街の中寂しく私は一人。
隣にいた筈の暖かい面影
優しく触れてもさらさらと消えてしまうだけ・・・。
あの暖かい私を包み込む胸
すぐ傍にいた筈なのに
もうあなたはイナイ・・・。
ピアノ線のようにピンと張り詰めた
身動きできないくらいに心に閉じ込めた記憶
「ねぇ、どうして?」呟く。もう崩れてしまう。
雪の冷たさはやけに体に溶けて行く
あと一歩踏み出せばこんなことにはならなかったでしょう
考えが浅かったの?気持ちが届かなかった
隣の温もりは雪と一緒に溶ける・・・。
静かに頬に舞い落ちる冷たいけどなぜか暖かく感じる
泣いても泣いても空は白く、雪は何も知らずに私に降り注ぐ・・・。
まだ唇に残ってるあなたの淡い熱
何度拭っても忘れられないから
すぐ傍にいた温もりは忘れたくないから
淡くても苦くても甘い雪のように溶けるまでそのままにしておこう―\。
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