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『メリー・・・クリスマス』-good bye she-
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作詞 氷菓 |
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もうすぐクリスマスだと呟いた君
それは序章だったのかもしれないな・・・
冬と雪は冷たく冷たく冷たく・・・
君の温もりだけを今以上に求めている僕
後ろ向きな姿勢は変わらなかった
最後まで君を信用できなかったから
光が射して遠い夢の中まで
冷たい眠りに何時しか離れて眠る日々
光の中で呟いた君はこうだった
当たり前なはずなのに抱き合っているんだ・・・
分かっていながら僕は君へのプレゼントを買った
それは別れの辛さの感情から逃げたかった為
たとえばそれを渡す事ができてしまっても
そのプレゼントの行き先は君の心ではないんだろう
目を覚ましてくれ・・・
恋人同士なのに・・・
それだけは分かっていた
どうにもならない事は考えないようにしよう
下心なんてどうせ僕になんか分かりはしないから
「メリー・・・クリスマス」
君の声が深く僕へと入り込む
ずっと一緒にいたい一心から君の手を握る
不安そうな顔を浮かべた君の隣
僕の口を動かしたのは感情
「愛している」と・・・
分かっていた
それでも手は繋いでいただけ
何も考えないほうがいい
理由も聞きたくなんかない
ただ君と僕が結ばれなくなっただけ
白銀の中へ君は逃げて行った
それは急ぎ足で・・・
待ってる人がいるんだ・・・
good bye she・・・
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