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茜色
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作詞 赤G刑事 |
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動く歩道の上 スポットライトは当たらないはずさ
口ずさむメロディ 人ゴミに紛れてしまうから
温もりの夜は 木枯らしがさらってしまった
アンコール鳴り止まないけど
そこには誰もいやしない
編み上げの交差点 ほころびは片っぽだけ
歩幅を合わせて 微笑んだ街角さえも
ささくれだった セピア色に映える
高架下で交わした 虹色の約束
痛み止めが切れて ちょっぴり疼きだす
勇気が欲しいと 君の隣で願った
勇気がないんだと 君の後ろ姿が呟いた
時に白く染まる街中 ほころびは片っぽだけ
爪先で描いた まあるい空
溜め息なんか 飛ばしたくない
なで肩の君も 泣きそうな夕暮れも
抱き締めたら 消えてしまうのかな
流れ星が落ちてきたら 思いっきり笑おう
泣き顔が茜色に染まっていく
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