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あなたの熱で
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| 作詞 たまてばこ |
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隣に温度だけを残して あなたはいなくなった
あたりまえでなくなる瞬間が こんなにも怖いモノなんて
すべてが半分になる 見える景色も 受ける木枯らしも
あなたもそうかな 声を聞かせて
白くなる吐息は 心の中を見ているようで
あたしはまだ ここがいたいよ
降り続くこの雪が 誰かの思いなら
人知れずそっと 消えゆくかもしれない
たったひとつでいい ほんのすこしでいい
あなたの熱で とけることができたなら
あとに残ったのは 終わりという言葉で
はじめて分かち合えたものが こんなにも冷たいモノなんて
あなたを失った悲しみと 自分を失った悲しみと
受け止められない あたしを叱って
空しさを埋めるには どうすればいいの
あたしはまだ ここにいたいよ
舞い降りるこの雪が 誰かの思いとして
何も言わずそっと 降り積もるかもしれない
悲しみを白で隠しても きっとすぐに顔をだす
あなたへの思いが それをとかすから
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