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手のカメラ
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作詞 やさしいライオン |
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笑った写真がほしくて
君の笑顔が目に映るけど
僕の目はカメラじゃないから
残せないな
なんて気が付いて
僕は一人で苦笑い
うつむいた僕を覗き込む
君の顔は心配そうで
泣きそうな君の顔もいいなって
思ってたら
君は僕の小さな笑みを
手で作ったカメラで撮っていた
そんな方法もあったなんて
僕はすごく悔しくて君を追いかけた
必死に君を追いかける
君は予\想外に早くて追いつかない
笑いながら走ったから追いつかないなんて
言い訳を言う
息を切らし寝そべる
空を見上げると大きな空
君は僕のとなり
小さな声で必死に話しかけるけど
本当に小さくて聞こえないから
君に寄り添った
君は耳元で
やさしい声で
ずっと一緒にいようね
って僕に言うから
僕は恥ずかしくて顔は炎
君はやさしく微笑んでいた
僕は自然と涙が溢れ、流れる
君が笑ったから
僕は手のカメラで写真を撮る
でもレンズは雨で濡れているから
うまく撮れなかったんだ
悔しいけどうれしい
そんな午後の秋空にありがとうって
僕は小さく感謝してみた
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