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「愛」と呼ばれた詩人の幸せという名前の歌
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作詞 antmoth |
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一人だけ探してる人がいます その人は「愛」と呼ばれています
世界中の人を幸せにして旅をしてるらしい
でも僕はまだ会った事がない 風の噂\で小耳に挟んだだけ
サンドイッチ齧りながら 疲れ果てた足を前へ押し出す
会いたいなぁ でも会えないなぁ これだけ探しても見つからないなぁ
「愛」と呼ばれた人に聴いてみたいんだ 「愛って?」
人によってはそれは別々の形で 幸せと答えれば、不幸と言う人
間違ってるとか間違ってないとか
僕には分からないけど 少しだけ分かった気がした
大事な人が自分の横にいる事 そしてそれがずっと続くという事
誰かの為に涙流せる優しさ 誰かを生涯ずっと想える強さ
一つだけ探してる歌があります その歌は名前なんてないけど
世界中の人が幸せを見つけた時に歌うらしい
でも僕はまだ聴いた事がない 人が流す噂\で聞いただけ
適当な口笛吹いて 疲れきった体を前へ進める
聴きたいなぁ でも聴けないなぁ これだけ探しても見つからないなぁ
名も無き幸せの歌を口ずさんでみたいんだ
歌った人も覚えてない 聴いた人もメロディーは忘れたって
これは嘘だったとか嘘じゃないとか
僕には分からないけど 少しだけ分かった気がした
大事な人が自分を想ってる事 そしてそのまま時が流れるって事
誰かの為に手を差し伸べる事 その手を離さぬよう護れる力
「愛」って呼ばれた人も 誰もが知らない幸せの歌も
探し続けるよ これからも探し続けるよ 一生を終えようとも
だって 誰かに伝えたいんだ 僕が気付いたこの事を
大事な人が最後まで側にいる事 握られた手を今まで愛せた事
それだけ抱えて天へ旅立つ翼 大事な人より先に旅立つ悲しさ
もし大事な人が先に逝くのなら 最後まで笑っていられる その強さ
後悔しないように手を強く握る その温もりが人を愛せた証
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