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かめとかめ
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作詞 うさぎとかめ |
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「無理に決まってる」という僕の心
そうさ ぼくはかめ 限界を知らないかめ
僕は 疑わなかった
それが真実だと 思い込んでいた
君も かめだった でも違っていた
君は 僕とは違ったかめだった
冬の寒い朝 君は朝早くから
体育館で ボールの音を 響かせていた
手もかじかむ冬なのに 手を真っ赤にして
汗をかきながら がむしゃらに
かめだらけの僕の周りは
「出来るはずない」「無理だろう」と
笑っていたんだ
君もかめだったはずなのに
必死にボールを追う 君の姿が
僕を笑わせてはくれなかった
かめの君は やっぱり出来なかったみたいだ
かめだらけの 僕の周りは
「ほら 出来ないじゃないか」と
あざ笑っていたんだ
でも君は 高く飛べるようになった
でも君は 足が速くなった
何かが 変わったのだろうか
君は今でも 朝の体育館をやめないね
僕もずっと 君を目で追っている
ねぇ 何かが変わるだろうか
ねぇ 明日は明るいだろうか
僕はかめ 限界を知らないかめ
君もかめ あきらめを知らないかめ
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