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俺の真実
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| 作詞 AIZAWA |
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誰かに僕の存在に気づいてほしくて。
誰かに僕の存在を見つけてほしくて。
誰かに僕の存在を認めてほしくて。
今日も僕は、ここにいます。
朝一番に家をでる僕。分かってゎいる。
本当は、僕のこと好きではない。そんな妻の作り笑顔をみるのにも慣れた。
本当は、恋愛結婚ではなく、お見合い結婚であることを、僕等（ぼくら）夫婦家族以
外だれも知らない。
知られたくもないし、知ってほしいとも思わない。聞かれもしない。
もしかしたら、職場の先生方や、生徒達、みんな知っているのかもしれないが、
言葉に出していないだけなのかもしれない。
僕には楽しみがある。1つだけではない。結構たくさんある。（それは自分の中では
結構自慢だ）
1つ目は、職員室にある電気スト-ブにあたる事だ。一人で、何も考えず、ただそこに
いるだけど、誰かが話しかけてきてくれるのが嬉しいのだ。時には誰も話しかけてく
れない時もある。そんな時は、タ-ゲットの生徒を、獲物を狙うような鋭い目つき見
ることで、誰かに自分の存在を察知させる。しかし、僕の「憩いの場」とでも言って
良い程の電気スト-ブが、もう片付けられてしまったのだ。僕の楽しみの1つが、季節
の移り変わりと共に、過ぎていってしまうのが寂しい今日この頃なのである。2つめ
は、昼休みになると、生徒が僕の机の周りに集まって来て、話をする事だ。生徒達の
初初しい（ういういしい）笑顔を見ると、サルビアの花を思い出す。3つ目は、給食
だ。いつも僕の分の給食は、生徒より少々少なめだが、最後になっても僕のために給
食を机まで運んでくれる生徒を見ると、感動する。その時、「生きてて良かった。こ
の世に、生きている事に意味がないなんて人は一人としていないんだ!」とゆう事を
実感する。そして、その感動のあまりに、零れそうになる涙を、そっとぬぐって、い
ただきますをする。
僕には、忘れられない悲しい過去が沢山あるが、抱えきれない程の宝もそれ以上に沢
山ある。
今は、それでいいのだと思う。人はそんな僕を可哀想と言う人がいる。
しかしそんな人に分かってほしい事がある。
人は皆、生まれながらにして、人生を背負っている。人を愛する心を忘れないでほし
い。
いやな事があればいいこともある。寂しい日もあれば楽しい事もある。すべての人
が、自分を持って生きろ!!
コレが僕の、国語教師としての一番のモット-である。
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