|
|
|
ジン・フィズ
|
作詞 Jon・B |
|
甘いジン・フィズに踊らされて
酔うのはいつも僕の方
レモンの香りが遠ざかってく
カウンター越しの ぼやけた世界に
もう君がいないことは
心の何処かでわかってた
甘いジン・フィズにチェリーを添えて
眺めているのが好きだった
レモンの香りが涙に溶けて
少し薄まって やがて消えていった
彼女の相手は僕じゃないけど
心の何処かで信じてた
*氷のように冷たい
君の横顔がグラス越しに揺れる
その輪郭をなぞっては
幼すぎた僕を知る
泣いて掻き混ぜて 全て飲み干した
残った空席 隣に君はいない
淡い指先はいつの時も
なぞって消えていくばかり
大人の顔した子供の影と
不釣合いな君 少しの隔たり
全部飲み干してしまいたかった
*氷は脆く儚い
僕の想いも同じように切ない
その残像をなぞっては
遠すぎた熱を知る
割って誤魔化して 全て飲み干した
残った空白 甘く冷たい香り
|
|
|