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忘れ花火
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作詞 Jon・B |
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最後の光が 一瞬 君を
淡い色に染めて それで終わり
三度目の河原に座り 花火
水面に開いて それで終わり
星も 声も 夜に触れて消える
そっと手を離して 僕を一人残して
今静かに 人波に消えていく
出会った頃の二人が
歓声の中 ふと甦る
泣いていた気がした 振り返れなかった
忘れてた想いが 弾けた
最後の言葉は 一瞬 君を
泣いたような顔に 変えて消えた
つくり笑いの強がった背中
乾いた匂いと 共に消えた
色も 影も 光に成って舞い散る
夜は明けない 夢から覚めても
君を追わない 右手が寂しくても
終わりの合図もないのに
歓声はもう 途切れ始めて
縋るような眼が まだ空を見つめてた
その涙の先に 忘れ花火
泣き声を包むような
淡い閃光 僕だけ染める
ひとりきりの河原 今になって振り返る
思い出したような
夏の終わり
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