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熱伝導
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作詞 Shion |
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ひたむきな瞳に熱い炎
手から迸る熱い想い
唖然する僕に君は微笑みかけてくれた
君のようになりたい 君に負けない
口に出すしかできない惨めな僕
冷めきった僕はまるでマリオネット
変わらない毎日が嫌いなはずなのに
何も変えられない自分に腹が立つ
それに気付いた時いつのまにか何処かから
僕の頬は一筋の粒が伝ってきた
君の熱さに眩暈がし
君の輝きに目が眩み
一人が独りになってしまった
もし君に会わなかったら
つまらない自分に満足してた
君に触れて初めて知った
想いは想いへと伝わる事を
それはまるで熱伝導のように
舞い落ちる雪の下
君は寒そうに白い息を吐く
燃えた瞳は何処へ行ったのか
影が濃く君の背後に迫る
後悔してしまうのは仕方がないこと
前に進めばそれでいいんだ
笑顔から漏れ出す悲痛な叫びは見せないで
錆びた傷痕をいつまで見つめてるの
目の前の扉に手を掛けようよ
その手をギュッと握り締めて
『傷付けてしまう…』何も言えない僕は
情けない愚かなモノだけど
そばにならきっと居られるから・・・
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