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だけど伝えられなかった
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作詞 銀狼 |
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空は青く澄んで
海は輝いた
永遠のような
夏に浮かんで
君が好きだった
麦わら帽子がよく似合う
そんな君が好きだった
小犬にフラれて拗ねている
そんな君が好きだった
「クジラが見たいの」と言われ
「ドラえもんじゃない」と返す
映画にできそうな
それは幸せな日々
鳥は高く飛んで
風の詩を織った
揺れる髪の匂い
爪先立ちの
君が好きだった
三段アイスに憧れる
そんな君が好きだった
浜辺で真珠を探してる
そんな君が好きだった
「明日も会えるの?」と聞かれ
「それはどうかな」と嘯く(うそぶく)
不器用だったから
指も繋げなかった
忘れていたんだよ
秋が来ることも
気が付けば僕も
爪先立ちで
君が好きだった
小指の隙間から
零れ落ちた夏と
君が見せた涙
空は青く澄んで
海は輝いた
永遠のような
夏に浮かんで
君が好きだった
「悩みが無いのが悩みなの」
そんな君が好きだった
夕陽を見ながら夢の中
そんな君が好きだった
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