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秋夜
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作詞 りゅうき |
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あの日
遠ざかっていく君を抱き寄せられなかったのは
自分の弱さを知っていたから?それとも・・・
色づき始めた木々たちは あまりにも鮮やかで
ただ息を呑んだ
僕の時間は あの夏の日から止まったまま
時計の針が動かない
離れていく君へ 言えなかった一言
伝えたかった言葉は 今の頭の中を巡っている
全力で、君が好きだった。
真夏の陽射しよりも眩しい 君のことが大好きだった
ふたりなら 分かり合えると信じてた
この恋はいつまでも続くと思っていたのに
別れは夏の終わりと共にやってきた
あの夏の夜
何を言えば君は思いとどまったの?
気の利いたことを言えば
無理矢理にでも繋ぎ止めておくことだって出来たの?
今となっては知る術もない
輝く月夜の真ん中で
ちっぽけな僕が
ちっぽけな歌を歌っているよ
届くはずのない歌は
届くはずのないこの想いは
星のカケラになって この広い空をあてもなく彷徨う
自らの運命を知りながら
それでもいつか届くと信じて・・・
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