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傷
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| 作詞 嗣楚 |
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誰かの悲しみを 僕が傷つくことで癒せるのなら
僕の命にも意味がもてるのかな
僕の手を握って引っ張って
僕は下に落ちるだろうけど それで君は助かるんだ
僕が傷つくことに 涙を流してくれる人がいるのなら
それだけでも 僕は救われる
嫌われるのが怖くて
嫌われてほっとして
生きるのが怖くて
死ぬことに怯えて
僕の声は誰に届くのかな
暗闇の中から呼びかけている
僕の不安とかを 誰かが苦しむことで無くせたとして
僕の人生は幸せと言えるかな
誰かの足引っ張って転ばせて
僕は助かるだろうけど きっと何か失うんだ
誰かが傷つくことに 涙を流して大切なものに気づくんだ
気づけたとして きっと遅すぎるんだ
優しさに喜んで
優しさに涙して
幸せが儚くて
幸せに涙して
僕は手を伸ばすんだ
暗闇の中へと呼びかけてみる
誰かの傷を舐めて 誰かに傷を舐められて
誰かの傷を塞いで 誰かに傷を塞がれて
そうやって僕らは歩いてきたんだ
歩いていくんだ
どんなに辛くても その先を幸せだと思って
僕の幸せを 誰かに分け与えることが出来たとして
僕の生きる理由になるのかな
誰かを幸せにして幸せになって
僕は勘違いをしている 誰だってそうさ
君に教えられたんだよ
幸せは分け合うものではなくて
一緒の時間を共有しているから
幸せに慣れるんだって
僕は幸せかな 君は幸せかな 幸せだと良いな
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