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落ち葉舟
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作詞 My phrase |
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季節の変わり目を教える
肌寒い風が センチメンタルを
刹那に運んできた
水面に浮かぶ落ち葉舟が
舵を取らずに ゆっくり流れてくる
冬の月が一人の男を照らしていた
あなたに対する最後の舞台
今にも零れ落ちそうな この想いは
何処にいけばいいのだろう
忘れたつもりなのに 探していたのは
あなたの温もり
今さら気づいても もう戻らない
あなたの傍に愛を感じていた
陽だまりの下 二人寄り添っていた日々
眼をつぶって あなたの存在を確かめた
このまま頭の中で酔いしれようか
現実は哀れな男を 星の数ほど迷わせていた
満たされては いけなかった
恋に溺れて 見失っていた自分
独り善がりの愛は虚しく枯れていた
今にも崩れ落ちそうな この儚さは
誰に寄り添えばいいのだろう
涙を拭う手は 温もりを忘れ
かじかんでいた
せめて最後は 素直になりたかった・・・
男の想いを乗せていた 落ち葉舟
吹き荒れる風に 静かに沈んでいった
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