|
|
|
エリスの悪夢
|
作詞 E-L-E |
|
「馬がかけてゆく。この荒野を、炎の中を。」
13巻 910ページ
「目覚めるのは天使か悪魔か」
赤い蜘蛛が這う部屋
赤い蝶が飛び立ち
散るは一面のエキス
嗚呼それは快楽か
馬車は回る ウソ\とムジュンの
現世と謂う蜘蛛の巣を
庭の扉に 神々の奇跡
嗚呼夢に眠らん
マリーゴールドと共に雪が降る
この世を照らす地獄の果ての様に
壊れたしゃぼうん球に垂れる雫
それはきっと天使を導く声
嗚呼もうすぐ
ここは崩れおちるのでしょう
Gute Nacht.Ein Garten von Marigold.
微笑む誘惑の蛇
森の歌声は遠く
潰されてゆく小鳥の
悲鳴だけが聞こえる
風車は回る ユメとゲンジツを
銃で打ち砕く空を
花の向こうに ある悪魔の微笑み
ああ星に眠らん
ガーネットローズと共に雨が降る
この世を憂うタロットの悲劇の様に
啼いた蝶の羽根に垂れるレース
着飾りし幻影のプリンセスに
ああもうすぐ
新たな悪夢が始まりましょう
Ein Wunsch eines Sternes...
奏でなぞるは月光の子守唄
いつか庭園が朽ち果てたとしても
一つ階段を昇るトカゲは消えゆ
それは思い出を遊ぶための奈落
―\ルーベンスの絵の中で眠りましょう
―\悪夢すらも吉夢に変える詩を歌いながら
|
|
|