|
|
|
鳥葬
|
作詞 ゆん湯 |
|
ついばんだボクの神経を
飲み込んで
どうか糧にしてくれたまえ
心配の素が
少しでも減るだろう
最終的に君は
ボクに連絡さえくれない
夜の向こう側なんて
君がいないのなら
無いに等しい世界
ボクはちっぽけだ
宇宙から見ても
どうでもいい生き物だ
だから君が
いてくれたらそれでいいのに
君はすぐに所在をくらます
好きが積もって
重みになる
自由な君の片翼を
ついに折ってしまいそうだ
嗚呼
ボクは間違いを犯している
ヒトリ占めしたかったんだ
こんな愛おしさは狂っているのだと
ボク自身が歯止めをかけていたのに
泣いている君にも気付けない
本当は寂しがり屋で
不器用な笑い方をする君
ボクが一番側にいて
助けてあげたかった
君は今どこにいるんだい?
ボクの身をついばんでは
傷を沢山つけていくのに
去るなんて厭だ
最後まで喰らい尽くしてくれ
この空がどこまでも遠い
|
|
|