|
|
|
殺戮人形
|
作詞 EmptyDoll |
|
誰か私を壊してください
直る度また壊してしまうから
意味無きものをまた疵付けるから
誰か私を助けて下さい
罰を求めても良いのでしょうか
罪の償いは罪なのでしょうか
虚ろな魂に宿る心が
今は私を蝕んでいる
機械仕掛けの心に仕組まれた本能\
全てを壊すために私は造られた
何の為に 誰の為に
私はあるのでしょうか
壊すだけの存在ならば 私は壊れたほうがいい
誰か私に教えて下さい
この斧は何を助けるのですか
この心は何を包むのですか
誰か私を砕いて下さい
血と鉄の臭い染みつくこの身を
重荷になるだけのこの心を
この地に幸福があるのならば
私は幸を壊す死神
いつか終わりが来る時 歯車が止まれば
この手を下ろす事が叶うのでしょうか
叶うならば この身体の
刃を砕いてほしい
いくら願いを掲げてみても この手は血に染まるばかり
千切る刹那に飛び散る赤い血を浴びても
この手は青い空に届いたりはしない
何故小鳥に 何故子犬に
私は生まれなかったか
壊す為に生まれし殺戮の捨て駒
願っても何も変わりはしないのならば
この両手を 血に染め上げ
神の喉笛切り裂く
それで全てを終わらせたい 最期の血は私の死か
|
|
|