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ナンバープレート
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作詞 黒子 |
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今日の帰り道で別れ際
隣の家の君は何処か寂しそうで
「また明日ね」って言ったら
「うん、また明日」ってさ?
それは何時も通りの挨拶
なのに、君の台詞と笑顔が
合ってなかったんだ
君の寂しそうな笑顔が
頭から離れなくて
眠れずに朝を迎えて
ふと、外が騒がしい事に気付く
こんな時のキモチを
「嫌な予\感」って言うんだっけ?
靴の踵を踏んだまま外に出た
君の家の前に止まった一台の
トラックと沢山の段ボール箱
君が僕の方を向いて一言
「さようなら」
呆然とする僕の目の前を
通り過ぎてくトラック
…つまり、君。
訳が分からなくて
見つめて見送る事しか出来無くて
あぁ、せめて「さようなら」って
言っておけば良かったなぁ…
そんな事を思いながらトラックの
後姿を見えなくなるまで、ずっと。
だから、今でも覚えてる
君を乗せてったトラックの
ナンバープレート
簡単に言える程頭に焼きついて離れない
ある意味、君を忘れない為に
ぴったりのパスワードなのかも
こんな時のキモチを
「懐かしい」って言うんだっけ?
靴をきちんと履いて家に帰ろう
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