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快楽人形 1
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作詞 玖憂 |
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おいしいご飯が食べたい?
わがまま言わないで、お人形ちゃん。
お前はいつから喋れるようになったの?
お前は一生踊り続けてればいいのよ。
もしもう動けなくなるくらいお腹が減ったら、
私がその口に詰め込んであげるわ。
いつから悪い子になったの?
お前は私のことだけ考えてればいいのよ。
そんな脳みそがどこに隠されてた?
中身は綿とねじだけだったでしょう。
いったん中身を引きずり出してあげようか?
もしそんな大きな脳みそがあったら、
全部私のために使いなさい。
それが出来なきゃ引きずり出すわよ。
まさか、人形に脳みそはないけど・・・
いいえ、違うわ。
たしかお前は、ずっとずっと前に、
あの町で、私が欲しかった・・・
あぁ、やっと思い出したわ。
お前は、遠い昔のあの町の若者ね、
そして私がお前欲しさにお人形にしたのね。
やっぱり脳みそがあった。
騒がないで、お人形ちゃん。
今からそれの代わりに、
ねじと綿を突っ込んであげる。
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