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嬢王アリス
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作詞 B+Alice |
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誰を殺したらいいの
誰に殺されたらいいの
凍てついた足は動けぬまま
這いずり回ってわが道を
どうか止めてくださらないで
アリスを止めてくださらないで
殺してくださいあの森の
どこか暗い奥深く
赤く塗られた包帯が
縫われた花を開くとき
アリスはどこにいるでしょう
アリスは誰といるでしょう
森を支配し蝕んで
花を枯らした宴の主
マリアネットの人形が
黒いヴェールで舞い踊る
アリスは誰といるでしょう
アリスはどこにいるでしょう
誰もアリスを止めないで
誰かがアリスを殺すまで
癒される事は望まないもの
望みようがないんですもの
折れ曲がった時計の針で
時間はどうにも狂ったから
アリスは赤い紅茶を撒いて
永久に終わらぬお茶会を
さあ ようこそいらっしゃいまして
血塗られたお茶会へ
もう誰も アリスをひとりにしないもの
殺してくださいあの森の
どこか深い森の奥
赤い紅茶の滴った 心の死んだ花園で
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