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ハンドフルブレイク
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作詞 エルシド |
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そいつは武器に頼るって言葉を知らない
なんにでも素手で戦ってきたファイターだから
「自分の拳がなによりの武器だ」とかほざいている
装弾数は∞ 使用期限は壊れるまで
「ハンドフルブレイク」 それがそいつの
たった一つの技 間違った敵にしか使わない技
なにより辛いのは 自分自身だっていうのに放つんだ
そいつは仲間に頼るって言葉を知らない
どんな時も一人で戦ってきたファイターだから
「俺は一人でも大丈夫なんだよ」ってほざいている
いつのまにか 使用期限は迫っていた
「ハンドフルブレイク」 それがそいつの
全てを賭けた技 何年もの月日で生み出した技
なにより脆いのは その手だってのに今日も放つんだ
そいつは医者に行くって言葉を知らない
もう腕は限界という ドクターストップの低い声
「俺なら大丈夫だ!まだ戦えるよ」ってほざいている
知らない内に 使用期限は切れていた
「ハンドフルブレイク」 それがそいつの
たった一つの技 間違った敵にしか使わない技
あと一度使ったら その手は駄目になりそうだ やめろ!
もう充分に戦っただろ? アンタたちもやめてくれ
そいつを打ったら… その技を使ったら―\―\…
「ハンドフルブレイク」 それがそいつの
放った最後の技 他人の為に振るいつづけた技
もう二度と使えない その手はもう二度と動かせない
我が身を削り 犠牲にしたその手は
悪者さえも涙し 世界に悪が消えてった
そいつは また新しい力を身につけようとしていんだ
なぁ 懲りてくれよ…
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