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ザン
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作詞 ゆちこ |
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ずっと南の海の姫は
開いた赤花髪に挿して
透けゆく肌色 甘く溶けて
飛沫いた水滴 落ちて消えた
白魚の指に絡むは生まれたての珊瑚礁
碧い空浴びて 蒼い海に溶けて
優しい気配はもう海の彼方
一晩だけ月夜のワルツ踊りましょう
ずっと深くの海の姫は
芽吹いた真珠を髪に絡め
伸びゆく髪の毛 梳いたのなら
水掻き隠して 陸に踊る
鱗片に潜む脚まで動かせたらよかったの
碧い空浴びて 蒼い海に溶けて
優しい予感はもう海の彼方
今夜だけは抜け駆けなしで歌いましょう
足の先にはつけてもいない
フィンが跳ねたのならば
朱塗りの城の宴を伺いましょう
甘い恋をして 淡い愛に泣いて
優しい想い出なんて
優しい記憶はもう海の彼方
お別れのときを惜しまないでね
"good bye…"
ぐすーよ ちゅーがなびら
ぐすーよ ぐすーよ
ちゅーがなびら
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