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父が死に近づいて行くのが分かる・・・・+私の混乱した気持ち
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作詞 夜渦 |
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馬鹿だよね・・・・
本当に
肺ガンになったときに
タバコなんてやめるべきだったんだ
もっとガンについて知るべきだったんだ
お母さんも言っていたね・・・・・・・
「ガンをなめすぎた」って
肺を取って(全部ではないけど)
ちょっと動くたびに呼吸音が煩い位で、辛そうで
なのに、だんだん、タバコを吸う本数が増えていったよね
だからこのザマさ
2回目だ
再発だよ
今度はもう手遅れだって・さ。
延命措置はしないって言ってあるから・・・
死んだら最後なんだね。
去年の冬
初めて肺ガンになったとき・・・・
お父さんさぁ
私に言ったよね
泣きながら
「お前お父さんが何の病気なのか知ってるか?!」
って
病気だってことも初耳だったよ・・・・そう、冬休みが終わるころ
11日に手術するって言われた
生きて帰ってこれる確立は [half & half]だって
その日は始業式
結局生きて帰ってきたけど
自業自得だと思った
どう考えたってタバコを吸っているせいじゃないか!
病気だって分かって、ショックなのは分かるけど
どうして「
お前がストレスをかけたせいで病気になった」なんて言うの?
今回は・・・・
今年の夏休みの最後のほう・・・・
血を吐いて救急車で運ばれた
「まさかこのまま」
と思ったけど
「胃潰瘍で出血しただけ」
だった。
ちょっと安心
念のため、入院・・・・・
しばらくして(新学期始まってから)お見舞いに行った
ちょっと弱ってた・・・・
毎日学校から帰ってきたら電話しろって言われていて
その声からも多少想像していたけど。
2度目のお見舞い
この頃から
お母さんが病院にいることが多くなった
先生と病気について話す
何かがまた親父を殺そうと蠢いているみたい
「延命措置はしません。本人もそれを希望しているので」
母のその言葉を聞いた瞬間、涙が出た
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