|
|
|
諦めなぃ心
|
作詞 恋龍 |
|
インターハイ決勝戦─・・・
ラスト一分で同点。
誰もが予\想していなかった試合。
残り三十\秒 相手の1スロー
二点差
ドクン・・・ドクン・・・
「スパッ」
三点差
ベンチには諦めかけて泣く選手
最後まで応援する選手
残り十\秒 オフェンスボール
残り二秒 俺の手にボールが渡る
気合の入った 魂が宿った
勇敢な仲間からの大事なボール
仲間の合図でハーフからボールを投げた。
これを入れれば延長─
まだ望みはある
ボールがリングに届くまでの時間は
たった一秒程度なのに・・・
数時間くらいあったかのように・・・
重かった─
・・・そして・・・ボールは見事に
ボードに当たって飛んでいった。
最後のチャンスだったのに・・・
みんなが俺を信じてくれたのに
みんなでここまで上がって来たのに
ごめんな・・・ 俺が外したから
俺の力が足りんかったから...
こんな俺だったから・・・
俺な? お前らから何言われるかなって覚悟してた。
なのにさぁ・・・
何強がってんだよ なんで涙こらえてんだよ・・・
何でなにも言ってこないんだよ・・・
・・なんで笑ってんだよ・・・
「お前のせいで負けたんじゃない!」
「お前が1番がんばった!!!」
「ありがとうなぁ〜」
「楽しかったよ!!」
俺さぁ
諦めんかったよ? 力振り絞ってさぁ・・・
俺さぁ・・・俺さぁ・・・
話してる間に 溜めてた涙が溢れてきた
仲間に背中を押されて
みんなで抱き合った。
お前らが俺に 諦めない心をくれた。
諦めない心が 俺に勇気をくれた。
0,1秒。
その時間は俺にとって・・・
悲しくて辛くて苦しい時間であろうと
俺は後悔しないんだ
その時間は俺にとって・・・
最高の友情を気付かせてくれたから
|
|
|