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外階段
作詞 空海雲
初めて出会ったその場所で 僕達二人は別れることになった
初めて君を見た時 僕は何も感じなかった 君がカッコイイと言うほど僕はそんなに素敵ではなかったし
僕には君の恋心がわからなかった
外階段を下りる時 君の赤い顔が見える
知っていた誰かが僕に恋をしているコトは・・・
まだ幼かった まだ理解しきれなかった
僕はまだ子供だったから・・・
寒い冬 君の姿が見えなくなったあの日 微かな不安が僕の胸を横切った
「僕はもう、好かれていないのだ」と・・・
一週間たって君の姿を見た時 少し嬉しかったでも・・・誰も これが恋とは教えてはくれなかったんだ・・・
月日は早く流れるものだ 待っていてはくれない
卒業の日が近づくにつれ 君の顔も少しづつ曇ってくんだ・・・それはまるで 突然の雨の様に辛かった
「さようなら」
そう書かれた一通の手紙を君の友達から受け取った時に初めて気づいた
人は傷つかないと自分の幸せには気づけないんだね
僕は恋をしていた 
第二ボタンを持って僕は君の歩く外階段に走った
「ナゼ?」
君の質問に答えることなく 僕は君を抱きしめ そして・・・
君の手に第二ボタンを握らせ「スキ」そう君に言った
不思議だね ナゼ 両想いなのに別れなければならないのだろう
付き合おうと思えば簡単なのに・・・
「ご卒業おめでとうございます。」
涙を堪えて言う君をもう一度抱きしめるコトは僕には出来なかった・・・
そして 僕等は失恋した・・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 外階段
公開日 2006/09/30
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
コメント 両想いでも失恋しなければいけない、まだ子供の私達にだからこそ起こるかもしれないコトを詩にしました。
空海雲さんの情報
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