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蒼ノ薔薇
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作詞 成瀬柚 |
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黄昏の庭園に
人知れず咲き誇る
蒼の薔薇は永久(とわ)の証
花の雨降る刻(とき)に空に溶け込んだ
薔薇は確かにこの色で
掴もうとすれば拒まれる
手にすることも許されず
ただ一人空を抱いて
花は孤独な夢を 今日もまた・・・
掴めぬ幻影は
触れることすら叶わない
微かにわかるのは残された軌跡
透き間の空いた心を埋めていくように
花を満たす生命の水
触れようとすればすり抜けて
瞳にも映せずにいる
ただ一人狭間の淵で
花は孤独な旅を 明日もまた・・・
花の雨降る頃に空と結ばれた
ただ一輪の蒼き花
掴もうとすれば拒まれる
手にすることも許されず
ただ一人空を抱いて
花は孤独な夢を 今日もまた・・・
果てることない夢を 永遠に・・・
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