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vague
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作詞 由那 |
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私の描く世界はいつも
なぜだろう 濁っていたよ
きれいな景色が見たいと嘆きながら
美術の時間の絵はいつも
未完成のまま出したよ
宿題の画用紙は 落書きでうめた
隣のあの子の描く空 とても澄みきってた
比べられたくはないのに 比べては泣いた
なんとなく生きてきた ずっと
守られた 優しい世界で
刺激ばかり探して
きっと目が眩んでいた
私の唄う未来はいつも
なぜだろう 歪んでいたよ
明るい夢を信じたいと嘆きながら
あの日君がくれたメロディー とてもまっすぐで
なんだか自分が惨めで 耳さえ塞いだ
なんとなく生きてきた ずっと
痛みは 誰かのせいにして
自由求め叫んで
きっと声が枯れていた
濁ってたのは世界じゃない 私のこの目で
歪んでたのは未来じゃなく 私の心だったかな
なんとなく手にするはずだった
自由が こんなに怖いの
気づきはじめてる 今
すがるのは 甘い幻想(まぼろし)
自分で描く世界は たとえ
自分で唄う未来は たとえ
涙で滲んでも かすれても
いちばん美しいと
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