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TRUMP
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作詞 ロック★ |
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手札をいつでも裏返しに
テーブルに伏せてしまう癖があって
手には持たず 歪な扇形で並べていたよ
それはどんなにおひさまに透かしても
見えることの無い様に
読まれることの無い様に そうして笑っていた
誰も彼も知らない自分が
夜 孤独になって 朝 快楽になって
スペードのA
最強ジョーカーを手にしているフリをしていた
でも見当たらないのはよく知っていた
だけど必死で隠すしかなかった
弱いと思われるのだけは嫌で
なのに回りが皆強く 遠く見えてた
捨て場に次々と重なっていくカード
なるべく弱いものからやっぱり消えていくのか
切り札は最後に どうせ自分が笑う為
けれど時々目の前で繰り出されるカッコイイ
思いも寄らない役に
とても真似できない勝ち方に 不安を隠せなかった
誰よりも強いというよりは
守ってる 安全と保険 攻めている 弱さと羞恥心
ハートのA
実際ジョーカーを持っていても空しいだけでしょう
弱いカードでも何処かで逆転を夢見ていたから
まだ自分からさらけ出すことは出来ない
違う君たちを好きだと認めながら
少しずつ最後のカムフラージュ あとちょっと大逆転
クラブのA
ひっくり返されるのを待っていたのは本当
どうしようもないのこの状態で
「まだ勝てる」と言ってほしかった
言い聞かせてきたよ
ダイヤのA
手を伸ばせないでいた
自分の持ち札にも 新しいカードにも
信じられた勇気だけ 今 掴んでみたい
引っくり返してみたらやっぱり強かったかもしれない
JOKER
散らばったカード きりなおして
もう一勝負 如何ですか?
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