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AとBの会話27 漫才と音楽の見事な融合(嘘) 夏休み…終わっちゃいますね、編
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作詞 神瀬影光 |
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♪ほら又過ぎてく 自転車で駆け抜けた夏
セミの声、風鈴の音、溶けるカキ氷
麗しきあの人のワンピース
A「どうも〜『AとB、どっちがしたい?』で〜す」
B「初っ端からエロいよっ!エロいし古いよっ!どうも〜、『AとBだけどO型』で〜す」
A「夏休みももうすぐ終わりですね」
B「そうですね、学生は勉学にいそしむ時期が戻ってきましたね。今年は海行きました?」
A「行った行った。マジで俺モテモテのウハウハだったから」
B「え〜、なんか嘘くさいなぁ」
A「黙れ、芸能\人で言うところの高木美保」
B「微妙なランク付けでけなされた、っていうか高木さんに失礼だからそれ」
A「もうほんとにモテモテだったから。水着ギャルに話しかけられたしね」
B「え、なんて?」
A「『触らないでよっ!』って」
B「あからさまな拒否反応だよ!お前の変態行為に対する拒絶を顕著な形で示してるじゃねぇか!」
A「いや、あれは『私の心にこんなにも触れるあなたって一体・・・』的な好意的なコーリングだ」
B「ポジティブだ、極めてポジティブな捉え方だ」
A「浜辺でも、こうね、レクリエーションとしてブンブンスイングして…割りましたよ」
B「ああ、スイカ?」
A「ううん、瓦」
B「空手部の合宿か!どこの世界にレクリエーションとして、夏の浜辺で瓦割り楽しむヤツがいんだよ!」
A「おい、仲間割れはよそうぜ」
B「上手いこと言ったフリしてるけど、全然上手くないから」
A「お前は何したんだよ?海行ったの?」
B「いや、俺は行かなかった」
A「じゃ一人カラオケ?」
B「どう好意的に解釈しても、寂しすぎるそんな男の夏の過ごし方は、R25にだって載ってない」
A「じゃあ、なんだよ海行ったの?」
B「だから行ってねぇよ!お前の脳裏にはその二択しかねぇのか!もっと思考の幅を広げろよ!…俺はね…、漫才のネタ書いてたよ…」
A「B…、お前…」
B「へへっ」
A「いつから漫才なんてやってたの?」
B「ふざけんな!いい加減にしろ!」
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