|
|
|
イルカ
|
作詞 テフテフ |
|
暑い夜、寝苦しくて思わず目が覚めて 窓あけて涼しい風が入るとき。
僕はいつもこう思う。 あぁ、また夏がきたんだなって。
空を見上げる。微かにまだ空の青さが分かるとき。
僕の心にはいつも、あの人が あの星空のように輝いている。
逢いたくて、逢いたくて。このまま流れ星になって飛んでいきたい。
そして今でも、あの人は あのままの姿で笑っているのか確かめたい。
海の中、水中から海面越しに空を見て 綺麗なまだらな光が輝くとき。
僕はいつもこう思う。 あぁ、空は今日も青いんだなって。
息継ぎをする。水の中での苦しさが分かるとき。
僕の心をいつも、あの人が この水のように包んでくれている。
恋しくて、恋しくて。このままイルカになって泳いでいきたい。
そして今でも、あの人は 誰かのタメ涙を流してるのか確かめたい。
暇な時、扇風機の風では物足りなくて 冬の寒さが恋しくなったとき。
僕はいつもこう思う。 あぁ、今年も雪は降るのかなって。
肌寒くなる。冬の北風の痛さが分かるとき。
僕の心にはいつも、あの人が この痛みのように絡みつく。
悔しくて、悔しくて。このままサンタになって飛んでいきたい。
そして今でも、あの人は 自分に素直に生きているのか確かめたい。
夢の中、もう逢うことのないハズの君が 僕の前で笑ってくれたとき。
僕はいつもこう思う。 あぁ、今も幸せなんだなぁって。
目が覚める。知らずに涙が流れてたのが分かるとき。
僕の心にはいつも、あの人が この涙のように拭いても拭いても 消えやしない。
|
|
|