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あたしだけのあなたで 〜後編〜
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作詞 桜 |
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部屋に帰ってきたあなた
言葉がでないあたし
あなたはベットに座り
「なんか話そ」
と あたしに問いかけた
腫れた目を
見逃さないあなたは
「どうした」
と 無表情で言った
叶う恋じゃなかったから
あれは奇跡だったから
わかってたから
聞けなかった
「ごみはいったの」
って笑っていって
あたし帰るね
って笑って・・・
ホントは胸が痛かった
もう終わるってわかったから
家に帰ると
電話がきた あなた
「なんかあったでしょ」
と 平然と聞いてきた
「他に女の子いるでしょ?」
って強気に言った こう言うしかないでしょ?
「ちょ・・意味わかんねー」
って言ったね
「別れたっていいんだよ」
ってきつく言った
「お前ムカツク」
あなたは電話を切った
もう繋がれることのない
ホントは別れたくなんかないよ。。。
夜になった
泣き疲れて
ベットに入る
窓に石のあたる音がした
窓を静かに開けた
「お前・・誤解してるし。。お前だけだから」
って いきなりあなたは
あたしの前に現れた
遠い 遠い あなたの家から
あたしの家まできてくれた
信じることしかできなかった・・・
「好き・・・」
って 大きな声で叫んだ
涙が溢れて苦しかった
いつ終わるかわからない
年の差の恋
あなたを信じてみようと思う
その夜 綺麗な綺麗な花が咲く
いつ枯れるかわからない
小さな小さな弱い花
『いつまでもあたしだけのあなたでいますように』
心の中で呟いた
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