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不思議の国
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| 作詞 桜理 |
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目をあけて ほら手伸ばして 心開いて
ふとしたときに思い出す あの時の声 君の事
今君は何してる？ 最近は手紙も 来ないけど？
ふとしたときに口ずさむ あの時の歌 君の為
歌った声は届いたの？ 君の事を 思ったんだよ？
思いは君に届けばいい 私はアリスになれるの？
この速度で連れてってよ 私の国へ 兎さん？
この速度で走り出す 私はアリスになれるの！
思い切って穴に飛び込んだ その先は
不思議の国？
時計兎は何処へ行く 必死になって後を追う
お茶会を少し楽しんで 必死になって後を追う
卵の最後を見届けて 必死になって後を追う
今君は何処にいるの？ 探すため
ふとして足を止めていた 私は何故 兎を追う
どうして彼を追いたがる？ 何故そんなにも 欲がるの？
はっとして少し驚いた 私は何故 兎を追う
気付いたかもしれない？ でもそんな事 ありえない？
思いは他に見当たらない 君を兎に重ねてた
この速度で連れてかえって 私の国へ 兎さん？
この速度で走り出す 私はアリスになれるの！
そろそろ帰らなきゃいけないね その先は
不思議の国？
時計兎は何処へ行く 必死になって後を追う
猫と会話を交わして 必死になって後を追う
トランプの仕事を手伝って 必死になって後を追う
私の君を呼ぶ声に 兎は振り返る
そろそろ帰らなきゃいけないね その先は
不思議の国？
そろそろ帰ってきてよ さぁ その先は
私のもと！
気が付けば私の世界だった
兎もすでに消えていた
記憶だけがここに揺れていた
痛みと喜びが少しある
そして世界は
私の世界は
再び動き出す
目をあけて ほら手伸ばして 心開いて
そこに君
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