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夏の朝とコーヒーと僕
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作詞 Fujiさん |
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ポロシャツに袖を通して
なにげない目覚めに君を思い出す
夏の終り知らせる風よ
どこか遠い国に心を連れてって
ひびわれた諍いの街
離れ離れの気持ち達を 繋ぎとめる愛は残らない
夏蜜柑のおいしい季節も
もうすぐ終わろうとしています
僕は狭いキッチンの片隅で
ほろにがい思い出 飲み乾そうとしています
君を好きになるより前
好きだった人の結婚式に行った
花嫁は綺麗だったけど
僕はどうしちゃったのかなあ
秋風に千切れた曇は
どこかでまた出逢えるかな 知らない空に 君描いて
甲子園からの賑やかな便りも
もうすぐ終わろうとしています
君は広い世界の片隅で
新しい恋を見つけられたのかなぁ
降る朝のひかり しおりを挟んだままの
読みかけの小説 あの続きが読みたくなった
ふたつの長い影法師は
次の季節へと伸びてゆくはず
秋風に千切れた曇は
どこかでまた出逢えるかな 愛した記憶は確かだから
夏蜜柑のおいしい季節も
もうすぐ終わろうとしています
僕は狭いキッチンの片隅で
コーヒーにミルクを入れて 少しずつ飲んでいきます
ああ、また今日も暑くなりそうですね
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