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華
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作詞 桜良 |
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枯れ果てた街はモノクロになり
風は乾いた草を撫でる
空は隠れ青い風がそっと色を探してる
眩しい光水面を伝い
円を描きそして静かに消える吐息
ただひたすら何かを探し
そしてまた黒と白に別れる
舞い降りた華は深紅
モノクロに映える真っ赤な花弁
世界が再び輝き始める
きみを追い掛けたどり着いた先は
華が彩る楽園だった
あたしの心に色が付いた
伏せた目をそっと開けてみる
目にも鮮やかな世界に温かい光が差し込んだ
きみに会うまでのあたしは
黒と白の二色の世界
時に滲んだ灰色の街そっと見下ろすだけだった
果てしなく続くアスファルトには
夢を見る隙間もありはしない
きみに手を引かれ導かれた場所は
華が彩る楽園だった
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