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ジャズが終わったら
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| 作詞 御蘭 |
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月がおぼろげに天国へ向かう夜に
君は霊感が強いから
月に溢れる紫色した煙を見ながら
ため息ばかりついている
ボクはまるで月を無関係に弾き返す
都会の超高層ビルのようだから
ただノロマに天国という
キツイ香水が漂うような夢に手を伸ばしている
君が好きなポップスの終わりに
下手にシャウトして
くだらないジャズを聞こうよ
ボクはやっぱりつまらない木偶の坊だから
君は指に力をこめて
黄緑の砂浜を歩いていってしまう
そんな気がするから
音楽が終わったら
まるで世界に幕をおろすように笑って
音楽が終わったら
人間を捨ててとびきりピンクのバスに乗りこんで
音楽が終わったら
ボクを起すのを忘れないで
音楽が終わったら
バスのカギを地下公園の植木鉢の下に隠して
音楽が終わったら
夢より冴えない甘い声で
音楽が終わったら
ウソ\っぱちの外套を着こんで
音楽が終わったら
三月に逢いましょう
音楽が終わったら
骨まで愛して
音楽が終わったら
有楽町で逢いましょう
音楽が終わったら
音楽が終わったら
音楽が終わったら
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