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Rainy train
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作詞 ゆちこ |
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線路沿いの砂利道を
君と二人チャリで駆ける
肩には君の手 籠には鞄二つ
すれ違う人々は笑いかける
君は少し恥ずかしそう
ゆるい下り坂に差し掛かる
君は後ろを少し振り向いて
短いスカートの裾を気にした
僕は笑ってしまったけど
君にとっては大切なことだったんだね
いつか大通りに出て
車の音で掻き消され
君の声がよく聞こえない
そしたら君は耳元まで屈み
とても恥ずかしそうに「好き」と
囁いてキスをした 一瞬ね
信号でバランスが取れなくて
君は自転車から降りてくれたよ
だから僕も自転車降りて
君の隣を押して歩いた 幸せな日
駅に向かう僕と君は今日だけは
離れたくなかったんだ
だって明日は雨だったから
自転車に乗れないなら歩こう
少し早くに家を出て駅まで
君を迎えに行こう そして
君の驚いた顔が笑顔になるまで
僕は虹とともに待っているよ
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