|
|
|
嘘
|
作詞 哀流 |
|
深く抉られた空は
今にも泣きだしそうな顔して
昨日落とした鏡に映す
今日も泣くのかい?
少し長めのズボン
引きずりながら歩くけど
水たまりに染められるたび
また気にしてる僕
そういえば好きだとか
有り触れた言葉でさえ
掛けられずうつむいて
ただ君に染められた
淡くおぼろげな日々は
ここには不釣り合いな風合いで
そこらにあった形に填める
それでいいだろう?
大袈裟な格好でも
それなりの中身もなく
からからの雲は揺れるけど
まだそこにいる僕
そういえばそのままだ
溢れ出した雨でさえも
落とせずに真っ直ぐに
ただ君を見つめてた
そういえば愛してる
有り触れた嘘でさえも
聞けぬままそのままに
君とほらお別れさ
|
|
|