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ＨＥＲＯ
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| 作詞 ソ\ルバルウ |
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昔から気が弱かった 努力もしないし才能\もなかった
頭も悪くて 体も病弱で 人気もないし恋人だっていなかった
そんな取り柄のない少年がいた 少年はいつも一人だった
小学生でパシリにされて 上のやつらから押さえられて
毎日泣きながら 惨めに近所のコンビニに行っていた
母親からも 『この子は駄目だ』のレッテルを貼\られて
反抗する気もないまま育った 自分で分かってた
ひたすら気晴らしに町を歩く日々 気は晴れるどころか
曇るばかりで ひたすらに下を向いて歩いてた
ＨＥＲＯに戦う意味があるなら それは誰を救うためだろう
見せ掛けばかりで気取ってる そんなＨＥＲＯを少年はいつも見てきた
ＨＥＲＯになりたいと思っていた 昔の自分が恨めしくて
ＨＥＲＯになりたいと思っていた 昔の自分が許せなかった
ＨＥＲＯになれたかなんて 他人が決めることじゃない
自分でなれたと思ったら その瞬間からみんな見せ掛けのＨＥＲＯ
ホントノＨＥＲＯハドコニイル？
少年は恋をした いつものあの場所通る少女
顔を合わせることなんてなかった 少女は忙しそうだった
活発な少女を見るたびに 少年は何もできない自分を恨んだ
ある日のパシリの帰り道 少女が男にからまれていた
急ぎ足で立ち去りたかった おどおどするくらいなら一思いに
逃げた方が良かった だけど立ち去るときに 少女と目線があった
半分涙が浮かぶその瞳 少年の中で何かが燃え上がった
男と少女の間に入り 男を力いっぱい突き飛ばした
涙が伝わる少女を後ろにかばい 少年は叫んだ
自分が生き抜く意味があるなら 多分この子を助けるためだろう
根性無しが生まれ変わり 隠していた勇気を少年は広げた
ＨＥＲＯになりたいと思っていた 昔の自分が誇らしくて
ＨＥＲＯになった今の自分を 昔の自分が微笑んでいる気がした
ＨＥＲＯになれたかなんて 他人が決めることじゃない
自分でなれたと思った上で 心から人を守りたいと思えたなら
本当の『ＨＥＲＯ』に変身できる
さぁ叫べ 空の果てまで聞こえるように
『変身！！！』
ホントノＨＥＲＯハココニイル
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