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アイツ
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| 作詞 由亜 |
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今日は初めての遊園地デート
朝から気合い入れて
ミニスカにパンプス
いつもよりもちょっとだけ
女の子らしくなったでしょ？
「可愛いよ」
って頭なでてくれなきゃ
すねちゃうよ
いきなり絶叫マシーン乗って
怖くて声でないあたしの横で
一人ではしゃいでるアイツみて
ちょっとむかついたけど
最後に「大丈夫？」って
ハスキー声で話しかけられたら
「平気」って笑顔で答えちゃうんだ
お昼に観覧車乗って
「夜に乗りたかった」って
あたしがすねてると
隣に座って肩に頭のっけてくる
それでもあたしがすねて
外の景色みてると
いつもは名前で呼んでくれないくせに
急に呼んで不意打ちのキス
お昼はでっかいサンドイッチ
かぶりつけないあたしを見て
キョトンとした顔で
「食べないの？」
って聞いてくる
好きな人の前で
でっかく口開けられる訳ない事ぐらい気づけよ！
手を引いて次から次へ
大股で歩かれたから
両足とも靴擦れしちゃって
泣きべそかいてるあたしを
たくさん人がいる前で
お姫様だっこしはじめるアイツ
「恥ずかしい」って言っても
無視して歩き続けるから
アイツの胸に頭くっつけたの
そしたらアイツの心臓
ありえない程速い
おかしくって笑いがとまんない
目をつぶったらアイツの笑顔
目を開けてもアイツの笑顔
アイツが居るから
あたしは笑っていられるんだ
女の子扱いなんて
めったにしてくれないけど
そんなアイツがあたしは大好きなんだ
最後にもう一回観覧車のって
うっとり景色を見てたら
いつのまにか爆睡してるアイツ
ムード台無しで
めちゃくちゃむかつくんけど
アイツらしいなって思うと
自然と笑顔がでてくるの
不器用だし鈍感だし
ムードだって全然ないし
恋人っぽい事全然できないけど
やっぱりあたしはアイツしか
大好きになれないって気づいたの
いつまでもこのままでいようね
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