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タイヨウのうた
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作詞 涼風天文 |
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うすぐらい部屋に抱かれ 一人過ぎた日々
嘲笑う声 胸に残る 嫌悪感だけ。
使い慣れたギター 今日も手をかけ
一人ベンチで 歌うの 寂しさのこして
太陽のヒカリ あびていたいよ
陽にあたり 手をのばして
暗闇の向日葵にはなりたくない
闇にうたいし あたしのウタ。
海に響く 声ですか?
壊れそうなくらいに 抱きしめた腕は
そのまま そのまま タイヨウのうた
窓辺からみえていた あなたの後姿
見つめるだけのあたし もどかしい
電車の踏み切りで あったときは
心はりさけるほど うれしかった あの時
ヒカリはあたしを 圧迫感(おしつぶす)
どんどんと わるくなる
陽にあたりたい あたしをよそにして
初めての接吻(キス) 黄昏の恋
あなたに声は聞こえてますか?
恥ずかしいくらいに 見つめた眼(め)は
そのまま そのまま タイヨウのうた
「聞こえているの?」 問いかけた言葉
「聞こえているよ」と答えてくれた。
歌い続ける 声が届くかぎり
そのまま そのまま タイヨウのうた
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