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僕と一緒に。
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作詞 love&peace |
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出かけよう、でっかい空が濡らした地面を駆け抜けて。
また空が泣き出すんじゃないかという不安をビニール傘で押さえつけて。
この町がよく見渡せる、あの丘まで――――…。
君を連れて。
ほら着いたよ、君が大好きだったこの景色。
今日も君に見せたかったんだ。
でも、心配ないかな。
君はこの景色の真上から見下ろしているんだね、僕たちを。
もしかしたら、この虹を嬉しそうに滑っているかもね。
そんな事を考えると、幸せになってしまう僕なんだ。
この間まで、ずっと隣にいた君が、虹を滑っているなんて、おかしいね。
余計な事まで思い出しちゃったよ。
また生きる気力が体から滑り落ちていく。
でも、大丈夫。君はいつでも僕と一緒。
寂しい時には、そばにいてくれる。
泣いてる時には、隣で話をきいてくれる。
楽しい時には、一緒に笑ってくれる。
よーし、僕も君にまけてらんないよ。
この丘は、僕らの想い出の場所だから。
僕らの嬉しい事、悲しい事、全部ここにあるから。
ビニール傘と雨のにおいと、七色に光るあの虹で、僕はまだまだ大丈夫だよ。
ビニール傘の安っぽい部分も、くすぐったい雨のにおいも、空にひかる虹も、大好きなんだ。
もちろん―――――――……
君の事も愛しているよ。
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